DELMO 3Dモデリングコンテスト、結果発表!
昨年末から募集スタートしたDELMOの3Dモデリングコンテストがついに結果発表となりました。
今回はDELMOの魅力にせまりつつ、コンテストの結果を紹介していきます。
(Shade 3Dプロデューサー:坂口秀之)
Shade 3D ver.14は、3Dプリントアシスタント機能を搭載。
3Dプリント向けデータの入出力や、3Dプリントでエラーにならないように3Dモデルデータを半自動で修正できます。
DELMOといえば、3Dデータの投稿サイト。
1人がアップした3Dモデルを他の人が3Dプリントしたら関連づけて写真をアップできるなど、ユーザー同士がコラボできる仕組みが面白い投稿サイトです。
最近では「投稿された3Dモデル全てをDELMOスタッフが社内で3Dプリントする」というずば抜けたサービスを開始し、3D業界界隈に激震(?)を走らせました。
私自身3Dプリンター用iPhoneケース配布企画では、たった9つのiPhoneケースの3Dプリントをするのに数日徹夜の苦行を体験しましたので、そのサービスには正直驚きました。
当時はShade 3Dにもまだ3Dプリントアシスタントが搭載されていなかったので過剰に苦労しただけのことではありますが、それにしても「全て3Dプリント」の無料サービスは他に類を見ないものでしょう。
そしてDELMOの顔といえば、公式キャラのデルモちゃんです。
「バルス」と謎の産声をあげ終末を告げる獣のように生まれてきたのに、かわいらさのあまりだんだんと萌えてきてしまいます。
デルモちゃん誕生の瞬間
実はDELMOでは、Shade 3Dで作成されたボーン入りデルモちゃんが配布されていて、Shade 3Dとデルモちゃんの深い絆がみてとれます。
また、そのデルモちゃんのShade 3Dデータ設定の体験記も掲載されており、”DELMOの人”ヒラノさんが”Shade 3Dの神様”園田浩二に突撃してデルモちゃんのボーン設定を学ぶ様子がやや行き過ぎたコミカル感をもって描かれているので、皆様も是非ご一読いただければと思います。
そんな新しい仕組みと面白さにあふれたDELMOですが、昨年末から作品募集していた3Dモデリングコンテストがついに結果発表となりました。
このコンテストは園田浩二も審査員として参加していて、何とShade 3D自体を栄えある最優秀賞/優秀賞の賞品としてご採用いただいています。
このコンテストはまだ経験者の少ない3Dプリンター作品募集にも関わらず、多種多様でハイクオリティな作品があつまる白熱のコンテストとなりました。
ユーザーコラボ形式の採用によって、3Dプリント後にとても手の込んだ加工がされた造形作例写真なども投稿されていて、とても見応えがあります。
Shade 3Dユーザーにはおなじみの達人の1人、sisioumaruさんも参戦し、見事上位入賞されています。
今作でも眼鏡が立てられる工夫に加え、”横から見てもきれいなリボンを上から見るとハート形になる”というアイデア造形で優秀賞を受賞されました。
他の受賞作品も力作ばかりですが、惜しくも受賞を逃した数多くの作品にも面白いものがたくさんあります。
皆様もDELMOでアイデアを造形にする面白さを発見してください。
[DELMO 3Dモデリングコンテスト結果発表]
[3Dモデリングコンテスト参加作品一覧]
(文:坂口秀之)