第13回 カメラコントロール widget 機能追加 1
Walkin' with the Customize. こんにちは。第11回のカメラコントロール widget はいかがでしたでしょうか?カメラの向きを分かりやすくするために抜群の特徴を持ったキャラクターアイコンを使用し、書いてる人も欲しかった機能を搭載したりと楽しんで作らせていただきました。今回は工事中だったスペースに予定していたいくつかの機能を追加しましたのでそれについてのお話です。
- 今回の widget は 3/27日発行のメルマガにて配布しました。
- インストール先などは【インストール・使用法】をご覧ください。
- この記事は Shade 3D ver.14.1.3 を基準に書いています。ver.15 でももちろん有効です。
- 記事のスクリプトはマーケットプレイス「カスタマイズはいかがですか? 全部入り Script 」よりダウンロードできます。
- 記事の widget はマーケットプレイス「カスタマイズはいかがですか? 全部入り Widget」よりダウンロードできます。
図面にフィットボタン
各図面にある二重丸「◎」のアイコンは選択形状を図面にいっぱいになるように表示するフィットボタンになっています。
透視図の◎ボタンはカメラを操作して同じくいっぱいにしてくれます。
追加機能 1:透視図にフィットボタン二種類
カメラコントロールには二種類のフィットボタンを追加しました。
選択状態そのままに全体をちょっと控えめにフィット
形状の選択状態はそのままに、全体を見たい時がありますよね?。そんなときに使うボタンです。
こんな状態から
こうなります。選択状態は変わりません。
全部選択状態にして控えめにフィット
普通に全選択してフィットボタン押したのとほぼ同じ機能ですが、やや控えめなのと選択する手間がいらないお手軽機能です。
同じくこんな状態から
こうなります。全部選択されています。
追加機能 2:選択形状を見る(パン)
カメラパレットのセット&連動で注視点を「形状」にすると選択している形状に注視点がセットされます。それと同じ機能ですね。
この状態から
選択されてる S に注視点を移動します。
追加機能 3:選択形状を見る(ドリー)
カメラパレットのセット&連動で視点&注視点を「形状」にすると今の視点と注視点の距離と角度を維持したまま注視点を選択形状にセットします。それと同じ機能ですね。
ここから
選択している e に平行移動します。
追加機能 4:オブジェクトカメラ作成
ツールボックス>作成>光源/カメラ>カメラを選択したのと同じく、現在の視点と注視点からカメラオブジェクトを作成します。
※図面のどれかがカメラでないと動きません。というかカメラないときはこれ関係ないですもんね。
コンゴノヨテイ
今回は基本的にカメラパレットにある機能の移植のような、というか移植ですね。もっとこう、押すたびに勝手にあちこち見るようなボタンとか面白いと思うのですが誰も望んでいないので作りません。なんか望んでいないと書いて自分で少し悲しくなりました。
予定として数値指定やスライダでズームや移動、回転させたりしようかと思っています。そんなのいいからこういうの出来ない?というのがありましたらよろしくお願いします。
次回はポリゴンメッシュの頂点間をアレするスクリプトについてお話する予定です。
次回もよろしくお願いします。
要望や質問、またユーザー同士の意見交換にShade3D公式ユーザーフォーラムをご用意しております。どうぞご利用くださいませ。