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平林デザインスタジオ 平林 孝介

Shade3D 公式

Shade 3Dユーザー事例インタビュー 2016 平林デザインスタジオ 平林 孝介

Shade 3Dでプロダクトデザインをおこなっている有限会社平林デザインスタジオの平林さん。
3Dプリントでギター作成したとのことでお話を伺いました。

(3Dプリントされたギターを見て)ギターの概念をくつがえすデザインですね!!

ネックは3Dプリントではなく、メイプル材を使用しています。 ギターの設計はボディはワンピースで3Dプリント出力しています。ナイロン12の粉末を積層して焼結するタイプです。素材は白で塗装はパールホワイトです。
長年やってきたので、テスト印刷はしないで出力しました。ギターの常識を覆すようなデザインに仕上がったと思います。 ウクレレの設計もおこない、ギターと一緒に60%スケールでプリントしました。ネックの中が貫通しているので3Dプリンターでしか再現できない形状です。

Shade 3Dを使用されたとのことですが、どのようにモデリングされましたか。

普段は自由曲面でモデリングするのですが、このギターはポリゴンでモデリングしています。 最初は自由曲面でつくっておいて、練習しながらどれくらいのポリゴン分割にすると作業がしやすいかを考えモデリングをしていきました。 なるべく要素を少なくして、カーブは新機能「OpenSubdiv」につくらせながら、自分のねらっているかたちに近づけることを意識します。必要なエッジごとにRを指定できるようになったので、かなり柔軟にモデリングすることができますね。

 

レンダリングは平林さん独自の設定をしていますか。

特別なことはしていないです。ライト4発いれて、場合によってはスポットライトをいれます。最近はデザイン画を描かず、PC内の仮想空間でダイレクトに頭の中のイメージを再現するようにしてます。昔からマニュアルを見ずに感覚で使っています。


(Shade 3D でのレンダリング画像)

Shade 3Dをつかっていて良い点はありますか。

プロダクトデザインなのでモデリングがすべてです。いいかたちをいかに出すかということですね。自由曲面でのモデリングは考えながらつくれるので、思考をその場で支援してくれるというのがいいです
このギターは複雑な3次曲面の組み合わせであるにもかかわらず、比較的少ない要素からできています。CADソフトで同様なものをつくるのはかなり困難だと思います。なぜかというとすべて要素を指定していたら何年もかかるくらい曲面が多いからです。Shade 3Dはアバウトなモデリングをすることも、1㎜も狂ってほしくない部分は正確なRをだすこともできるのがいいですね。

これからのShade 3Dにほしい機能はありますか。

Shade 3Dをずっと使っていますが、工業製品をつくっているのでもう少しCADライクなモデリングができると嬉しいです。
あとはCADファイルがコンバートできることです。金型設計はノウハウも必要なのでSolidWorksを使う方と一緒に仕事をしています。 パーフェクトで無くてもいいのでShade 3Dの要素をCADに取り込んだり、その逆もできるといいですね。
ただ私の場合、一般的な製品デザインはShade 3Dで描いたものを2次元CADで線をひきなおす、清書のような作業をおこなっています。例えば形状の中のキャラクターカーブが3つのRをつなげて綺麗にRがでることを検証したら、設計者にこの複合Rを重要な要素として表現してほしいと伝えます。
私の場合は3次元でつくった自由曲面を平面に置き換え、感性をつかって綺麗なRに整えるというのは実は重要な作業で、これによって製品のクオリティを高めているのかもしれません。

最後にひとことお願いします!

Shade 3Dの良さは沢山あって、工業デザインのプレゼンはすべてShade 3Dでおこなってきました。 CADの要素を取入れた3DCGソフトはなかなか良いものがないので、これが実現したら使う方がもっと増えるのではないかと思います。世界に発信していってください。応援しています。

インタビューを終えて

ギターのかっこよさにShade3Dの男性社員たちは興奮気味になり、少々うるさいインタビューになりました。 ギターの次はスピーカーボックスの制作を考えているとのことなので今から楽しみです!

(インタビュアー:Shade3D 中田)


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