Shade 3Dユーザー事例インタビュー 2016 株式会社アルファ 林陽介
株式会社アルファでSPツール(販促物)のデザインをおこなっている林陽介さん。
Shade3Dをつかってお客様にどのような提案をされているのかを伺いました。
貴社に関して教えていただけますか。
株式会社アルファはSPツール(販促物)の企画・立案・制作・納品までをおこなっています。
季節もののポスターや販促物のデザイン、什器も含めたエンドの展開のご提案など商品の販売につながるお手伝いはすべてさせていただいております。
例えばメーカーさんとタイアップしたエンドの作成、レジ横のキャンペーンはがきのデザインから景品送付までおこなっております。
(株式会社アルファ発行のカタログ)
今のお仕事とShade3Dをつかいはじめたきっかけを教えていただけますか。
入社したときはスーパーマーケットさん向けの販促物・のぼり・チラシ・キャンペーンはがきのデザインをしていました。デザイナーとして打ち合わせに同席して、PhotoshopやIllustratorでデザインを作成してお客様に提案していました。
その中でメーカーさんからエンド展開の提案をしている際に3スパンから2スパンの展開に変更したいと話がありました。2Dソフトで作成しているとこの修正は再度パースをつけて影をつけてと手間がかかります。手間をはぶき迅速に修正対応をしたいと思っていたときに他の部署の方がShade3Dをもっているのを知り、2014年9月から使い始めたのがきっかけです。
Shade3Dをつかいはじめたのはそのときがはじめてですか。
専門学生のときにCGソフトは少しさわったことはある程度でしたので初心者です。 Shadeガイドブックとマニュアル、あとはインターネットをつかって覚えました。
ずっと独学でやっていたのですが、専門の学校で学びたいと会社に稟議をだしまして、現在池袋にあるデジタルユニオンさんに通っています。 デジタルユニオンさんが作成しているShadeマニュアルがとてもわかりやすいので更に学びを深めているところです。
操作を覚えていく中で苦労したことはなんですか。
XYZ軸の概念に慣れるまでが大変でした。2DデザイナーはZ軸がわからないです。 バウンディングボックスと4面図の関係性を机に貼っていました。
手書きでつくられたバウンディングボックスと4面図の説明図です。 バウンディングボックスで入力した数値がどのように4面図に反映されるかが わかりやすく説明されています。 |
私の場合は仕事で使っているので3Dソフトを使えるといったら営業は”どのくらいできる”ではなく”100%できる”と思って仕事をもってきます。必死になってやっていたらいつの間にか慣れていました。
Shade3Dで作成したデザインをみせていただけますか。
営業から企画の概要をもらい、形にしていきます。 これはメーカーさんが流通店様向けになにかプレゼントをしたいということで什器の提案をしました。LEDライト表現は2Dソフトでは表現できないので、これはとても良かったですね。
あとはスーパーでよくみる什器などのデザインもおこないます。
Shade3Dをつかっていて便利だと思うのはどこですか。
綺麗なものができるというのは当たり前だと思っていますが、ボタン1発で好きな角度の絵が出せたり、修正対応の早さは2Dソフトより優れていると思います。
よく使う機能はマッピングとブーリアンですね。 あとはShadeエクスプローラーに材質がいくつもはいっているので、ワンタッチでリアルなものがつくれるのは便利です。ブロックやガラスなどのテクスチャは簡単に設定ができます。
今後チャレンジしたいことはありますか。
3Dプリントです。 炭酸キーパーのノベルティデザインの仕事がきたときに、モックは3Dプリントすることになりました。しかし3Dプリントに関して知識がなかったので外部に委託することになり、そのときはとても悔しかったですね。今後3Dプリントの需要は増えてきますのでスキルを身につけておきたいですね。
あとは社内でもうひとり Shade3Dをつかえるデザイナーを増やしたいと思っています
インタビューを終えて
デザイナーとしての熱い思いを語ってくださった後に、新婚ということで奥様との週末の外出が楽しみと話してくださった林さん。幸せをおすそ分けしていただいたインタビューになりました。
(インタビュアー:Shade3D 中田)
Shade 3Dについてご興味がある方は、無料体験版を用意していますのでぜひご利用ください。