ニンテンドー3DSで立体視レンダリングを行った画像を表示したい。
ニンテンドー3DSで立体視レンダリングの画像を表示するには、ニンテンドー3DSカメラの写真を見る機能を使い、閲覧することが可能です。
なお、ニンテンドー3DSの3Dボリュームの調整には対応しておりません。
【Shade 13でのレンダリング手順】
レンダリングに使用するカメラを立体視カメラに設定し、レンダリングを行います。
- 統合パレットのカメラウインドウで立体視設定の項目内の立体視カメラにチェックを入れます。
- 立体視設定の各設定項目は、
- 立体視カメラ:平行法
- 視点数:2
- カメラタイプ:平行配置
- ゼロ視差面:自動計算
- カメラ間距離:自動計算
- 自動更新:ON
- モニター設定:ニンテンドー3DS
- プロファイル:立体感 小(立体感の見せ方によって調整してください。)
- レンダリング設定でイメージサイズを「横:縦」が「5:3」となるサイズに設定します。
ニンテンドー3DSの画面解像度は実質400pixels×240pixelsとなりますが、画質を上げるには800pixels×480pixelsでのレンダリングをお勧めします。
(※注意:画像のデータサイズが大きすぎると表示できない場合があります。) - レンダリング画像をMPO形式で保存します。
立体視画像の表示手法が平行法になっていることを確認し、画像を保存します。
ファイルの種類は一覧から「MPO(*.mpo)」を選択します。
保存オプションの立体視レンダリングは「1ファイルに結合」に設定します。
ファイル名を「英字3文字+アンダーバー+数字4桁.MPO」に変更します。
(例:SHD_0001.MPO、IMG_0002.MPOなど)
この規則以外のファイル名を使用されると、ニンテンドー3DSで表示できません。
【ニンテンドー3DSへのインポート】
ニンテンドー3DSで使用するSDカードの指定パスにMPOファイルをコピーします。
- 安全の為、ニンテンドー3DSの電源をOFFにします。
- ニンテンドー3DSからSDカードを取り出し、SDカードリーダー(別売り)を使い、 PCに接続します。
- SDカードの「\DCIM\100NIN03」フォルダにMPOファイルをコピーします。
- SDカードをニンテンドー3DSへ挿入し、電源をONにします。
- ニンテンドー3DSカメラを起動し、「写真を見る」で閲覧可能となります。 立体視で見えない場合、ニンテンドー3DSの3DボリュームがOFFになっていないかを確認してください。
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