Second Lifeへの出力を試しているのですが、うまくいきません。 作成されるはずの.bmpファイルが作成されなかったり、形状にシワができたりします。
現在Shadeに搭載されているSecond Lifeへの出力(「Sculpted Prim」の出力)は、Shadeの自由曲面で作成されたオブジェクトに対応しており、一度に出力できる形状は1つのみとなっております。つまり1つの形状がいくつもの自由曲面で構成されている場合、出力されるのはその中の選択されている1つの自由曲面のみとなります。自由曲面以外のオブジェクトを出力された場合、正常に出力されません。
また、留意点を以下に紹介します。
- エクスポート時には「選択した形状」のみを64×64の解像度で保存していただく事をお奨め致します。128×128の解像度を用いて出力する場合、細かなディテールは出力できると考えられますが、Second Life内での読み込みに時間がかかる可能性が高くなります。
- Second Life上に画像を読み込んでプレビューでオブジェクトの形を確認する際、角度の違いが生じる可能性がありますが、その場合はSecond Life内で角度の調整をお試しください。
- Second Lifeに読み込んだ形状の曲面が滑らかではない場合、Shade側でその曲面の分割を細かくする(コントロールポイントの数を増やす)事で精度をあげることが可能です。
- Second Lifeに読み込んだ形状に皺が発生する場合、その発生部分にShade上で一点に収束が行われていないかご確認ください。その場合は、Shade側で一点に収束を行っている周辺にコントロールポイントを追加する事である程度解消することができます。なお、自由曲面の仕様上、皺を完全になくす事は困難なた め、一点に収束を行っている部分を目立たない場所(他の形状で隠れるような場所)に作るようにモデリングする必要があります。
- コントロールポイントの数が多い自由曲面や複雑な自由曲面の場合は正常に出力できない場合があります。