Shade3Dユーザー事例インタビュー 2017 株式会社アルコデザインスタジオ 二級建築士 石井香菜実
開放感のある保育園や、マンションのリノベーションなどを手がける、アルコデザインスタジオにお勤めの、石井さんにお話を伺ってきました。
Shade3Dだけでなく、その他のソフトウェアとも組み合わせて活用しているとのことで、興味深くお話を聞くことが出来ました。
事業内容を教えて下さい
弊社は設計事務所で、主に住宅や福祉系、保育園などを手がけています。設計だけでなく、企画やデザインの監修も行っています。住宅や保育園がメインになりますが、お施主さん、最終的なエンドユーザーさんと直接オフィスでお話しすることが多いのでそういったエンドユーザーさんの要望を聞きだして、それに沿ったものを作るのが得意です。
Shade3D導入のきっかけを教えて下さい
私はここが2社目になるのですが、学生のころから授業でShade3Dを学んでいて、また、以前勤めていた会社でもShade3Dを活用していたので、そこで本格的に使い始めました。以前の会社は今とは異なったパースを描いていたんですが、そこでノウハウを学んで、今の会社に入社して、私が使えるので、購入しようということになって使い始めたというのが経緯です。
Shade3Dの使い易さについて
設計でパースを使用するときというのは、自分たちで検討するときや、お施主さん、一般の方たちは図面から出来上がりのイメージがつかみにくいので、パースに起こします。一般の方にはこんな風になりますよ、と見せてあげるのが一番想像し易いので、1枚1枚丁寧に作るのではなくて、どんどんテンポよく作成していくというのが必要だと思っています。素材違いで作成したりということが多いので、そういったところを感覚的に使えるところが使い易いな、と思っています。
Shade3Dの使い方について
個人的に、内装の光の表現が苦手なので、今は基本的な光だけShade3Dでつけてしまって、あとはPhotoshopで影や追加の光を加工してしまうというのもあります。
あとはShade3Dで先にだいたいの大きさをあたっておいて、あとでPhotoshopでこれぐらいの大きさまでのもの、っていうことで外観に木を描き足すことなんかもしています。
ちょっと足してあげるだけでリアルになるので、多少のわざとらしさがあるにせよ、その方がわかりいいので、そのような使い方をしていますね。 Shade3DとPhotoshopと両方を上手く使いながら合わせ技で活用しています。
※実際に完成した部屋
個人的に重宝しているShade3Dの機能があれば教えてください
やっぱり、感覚で作っていけるので、どういう風にしようかなとか、これを作るぞといったかんじではなくて、どういうものと組み立てようとするのか、そういったときは感覚でああでもない、こうでもないって、画面上で動かして作れるので、試行錯誤し易いというところが重宝している機能ですね。
それは数をいくつか提案しないといけないというときに役に立っています。
個人的な課題として照明のところを、Photoshopに持っていかずに、Shade3Dのなかで簡潔するならそれがベストなので、そこを頑張っていきたいですね。
インタビューを終えて
Shade3DとPhotoshopの二つのソフトウェアを活用して、提案する物件の作成を行っているというお話しがとても印象的でした。
自分の課題を把握して、向上心を持って日々取り組んでいる石井さんを応援しています。
(インタビュアー:Shade3D 福島)
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