チュートリアル⑦
チュートリアル、ナレッジベースの紹介
様々な情報を集積したチュートリアル、ナレッジベースをご用意しています。
用語や機能を調べたい時や、モデリングの基礎を習得したい場合などにご活用ください。
ドイツ兵最後のパート「脚」を作成します。 腕と同じく、フィギュア組立時には体への接続(接着)は、ピンバイスで半球状の窪み穴を開け、ボール状間接をはめ込みます。 球間接はめ込み用の穴の直径は3mmとします。 |
【脚関節の作成】
腕のパートと同じく脚と体の接続を球形状で行ないます。
直径3mmの穴を開け接続しますが、脚側の球体の直径は接続時のクリアランスを考え2.9mmにします。
ツールパラメータで半径1.45mmを入力して球体作成を決定します。
【くつの作成】
親指を作成した時に使用した「カプセル」で作成します。
くつ底部分で水平にカットすることを前提に「くつ」テンプレートの内側のラインに合わせて大きさを調整してください。
今回、テンプレートの絵より少しだけ、くつ底が厚くなるようにしてみました。
その後、この「カプセル」形状をポリゴン化(最も細かい)に変換しておいて下さい。
カプセル形状を半分にカットしてくつの形状にします。
直方体を使い、カプセルに対してブール演算の「くり抜き」でカットします。
くつの補強部分を作るため、作成したばかりの形状をひとまわり大きな形状にして複製します。
拡大する際、開始点をくつ底を基準にして、ドラッグします。
くつテンプレートの外側の線に合う様に調整して下さい。
ひとまわり大きくなるよう複製した「くつ」形状に対して、下図の様な「くり抜き」を行ないます。
正面図で水色の線の様に閉じた線形状を作成し、掃引体にします。
それをブール演算の「くり抜き」を使い、先程のくつ形状(大きい方)に適用します。
先程のくり抜きの結果で、くつの補強部分の模様が作成されました。
更にくつ底に1本ラインを入れました。iModelaで切削する際、細すぎてほとんど再現されないと思いますが、CG上で楽しむ為のものとして、お好みで・・・。
【くつひもの作成】
下図の様に「閉じた線形状」で、くつひもの断面を描きます。
下図の青ラインと側面図の十字ラインを基準に回転体を作成します。
ブラウザで回転体を選択した状態で、統合パレットの 「情報」 > 「回転体」
パラメータとして、 開始角度:60 終了角度:120 を入力します。
360度一周した回転体から下図の様な扇形に変化します。
くつひもをもう1本複製して、脚のモデリングは終了です。
脚全体を選択し、右足を鏡面コピーしてドイツ兵が完成となります。