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株式会社ハウステック 浴室厨房事業部 厨房グループ 加藤雅之氏

Shade3D 公式

キッチン・浴室・ガス給湯器・浄化槽などの製造販売をしている株式会社ハウステックさん。
キッチンの商品企画をされている加藤雅之さんにインタビューをおこないました。

Shade3Dで新たなアイディアを生み出す

加藤さんはキッチンの商品企画を担当されているとのことですが、Shade3Dはどのようにお使いですか?

Shade3Dはキッチンの新しいアイディアイメージをつくるために使っています。
それを製品カタログや社内プレゼン用資料に使用することもあり、Shade3Dで作成したものをみせるとスムーズにイメージを共有できます。

Shade3Dで収納力をシミュレーション

システムキッチンやコンパクトキッチンなど多彩なモデルを取り揃えていますね。
4月にモデルチェンジしたシステムキッチンの特徴を教えてください。

まず収納力が特徴だったのですが、今回さらにパワーアップしたことで業界最大級となりました。
収納力をシミュレーションするのには3次元で考える必要があり、そこでShade3Dを使用しています。

Shade3D上で収納力をシミュレーション 製品化されて撮影された写真

お客様は持っている調理器具から想定してキッチンを買いますが、私たちは5年後・10年後の暮らしを見据えて設計しています。
特許を取得した収納“どこでもパレット”は3cmずつ設置高さを変更することができ、工具を使わず着脱ができます。
例えば鍋や調味料などの収納物を買い替える際、家族構成の変化などで高さサイズを変えても、それに応じて製品を可変させることで、デッドスペースを減らせて、しかも素早く出し入れできる収納を実現しています。

撮影のアタリとして使うとカメラマンとすぐにイメージを共有できる

“嬉シンク”はシンク内で調理作業ができるということですごく喜ばれそうですよね!ここではShade3Dはどのように使われているのでしょうか。

カタログに掲載している人工大理石製“嬉シンク“の断面図はShade3Dで作成しています。
写真よりCGのほうが伝わりやすいものはこのように説明します。

最近のトレンドは調理機能を付加したシンクになります。
付属のまな板と水切りをシンクに設置することができるのですが、設置高さや向きを気にせずどこでも置けるようにすることで必要最小限のアイテムで済み、また、シンク本体の入隅を最小限にすることでお手入れが簡単になるよう設計しております。

これはステンレス製”手間らくシンク”の排水口の仕組みを説明するためにShade3Dで作成したものです。
さきほどのシンクの断面図と同様に撮影が困難な部分はCGを使って説明をします。

カタログ掲載するためのアタリとしてShade3Dを使用することもあります。
これはキャビネット内に収納している付属のまな板と水切りです。

Shade3Dで作成したイメージ カタログ用に撮影した写真

こうすることでカメラマンとイメージを共有するのが格段にはやくなります。

キッチンというのはモジュールが決まっているので3DCADで行う領域に思われる方も多いと思いますが、アイデア段階での変更の際、一人ですぐにイメージ画像に反映させるには3DCGと3DCADとの往復をしなくても済むShade3Dは使いやすいです。

デザインから物のサイズは意識する

デザインする際に気を付けていることはなんですか。

提案初期から周囲の取り合いやサイズを厳密に定義しています。配管やキャビネット同士の取り合いはもちろん、例えばキッチンに収納されるであろう市販の調味料ボトルやラップのサイズを測り、なるべく実物に近づけるようモデリングしています。こうすることで収納力をシミュレーションできます。

設計前のアイデア提案段階からサイズ感を意識することが大事です。
なぜならキッチンはJIS規格、強度や取り合いなどをみながら、使い勝手や見た目の美しさも追及していかないと、絵に描いた餅で終わるからです。

リプリケーターはプラグインとセットで使う

Shade3Dでよく使う機能はなんですか。

サイズマニュピレーターは使います。
Shade12の頃にサイズマニュピレーターが実装されてからShade上で直感的に精密なモデルが可能になったのはとてもよかったです。
形状整列機能もよくつかいますね。移動したい位置にしっかりマウントされるので便利です。

モデリング機能としては蛇腹配管や配線などを作成するときにリプリケーターを使います。
合わせてスクリプトの“線形状の長さを求める”は配管の長さを決めることができるので使用しています。

Shade3Dで作成されたイメージ
右下に見える配管はリプリケーターを使用している

ブラウザの色付けも使います。社内でのルールを決めていれば運用がとても楽です。

スクリプト“線形状の長さを求める”のダウンロードはこちら

ほしい機能はありますか。

Shade3D Professional ver.17のCADモードで表面積体積重心が求められる計測機能がつきましたが、CGモードでもできるようになってほしいです。
またモデリングしたものを3面図で2DのDXF書き出しができるようになるといいと思います。

IllustratorユーザーにはShade3Dは扱いやすい

Shade3Dでデザインをする良さは何ですか。

Adobe Illustratorでイラストを描く方はShade3Dは非常に入りやすいと思います。
私はShade3Dの強みはベジェ曲線が扱えることだと思っていますので、 Illustratorでベジェ曲線に慣れた方のステップアップとしてはむいています。

未来を見据えるキッチンでShade3Dが使われていて嬉しいです!
最後に、加藤さんにとってデザインとはなんですか?

使用者の要望を機能美で解決するのが私の仕事です。
お客様がキッチンに求める三大テーマは使い勝手、収納、清掃の3点です。
最近はインテリアキッチンというのがトレンドになってきており、共働きの夫婦が増えて、家で料理をする時間も減り、作業台としてのキッチンよりもインテリア性を重視する傾向にあります。
しかし一方で毎日使うものです。時短やスペースの効率化につながるアイデアを美しくまとめることは今後の日本のキッチンにますます求められるでしょう。
そしてひとりでも多くの方の生活を豊かにするような製品をつくっていきたいです。


株式会社ハウステック


Shade3Dについてご興味がある方は、無料体験版を用意していますのでぜひご利用ください。

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