(株)富士キメラ総研(2020年8月31日)
「2D図面」
二次元の作図用の独立したビューの作成、表示に対応しました。複数の「2D図面」を作成でき、「2D図面」内で作成または「2D図面パート」内に配置した形状が2D図面に表示されます。
「2D図面ツール」
2D図面で使用するツールを追加しました。「2D図面」内のアイコンクリックで表示されます。
DXF入出力の2D図面対応
DXFインポート・エクスポートの図面選択に2D図面を追加しました。
- インポート
- エクスポート
glTF入出力対応
glTF/GLB形式のインポート・エクスポートに対応しました。
- インポート
- エクスポート
HDR表示
HDR(ハイダイナミックレンジ)表示に対応しました。(図面のリアルタイム表示、レンダリングイメージ表示)
HDRコンテンツ制作時、従来の編集ツールでは高輝度イメージが白飛びしてしまい、最終的な出力での見え方を確認することができませんでしたが、HDR表示に対応することで、高輝度イメージをリアルタイムに編集・プレビューすることができるようになりました。
(HDR表示に対応したOS, GPU, ディスプレイが必要となります)
※通常のモニタ、画像形式で確認できるように輝度を60%に設定
「リアルタイムシャドウ」
図形ウインドウの表示でのリアルタイムな影の描画に対応しました。
(Shade3D Ver.21の推奨グラフィックス環境に相当する動作環境が必要となります)
「スロット(円弧)」
NURBSのカーブ作成に「スロット(円弧)」を追加しました。
「選択形状を鏡面コピー」
スナップされた位置の接平面に対して選択オブジェクトの鏡面コピー形状を作成する「選択形状を鏡面コピー」機能を追加しました。
PBRマテリアルの透過設定に「αブレンド」、「αマスク」、「不透明」を追加
glTFで使用頻度の高い機能拡張に対応しました。それぞれ、glTFインポータ・エクスポータに反映されます。
PBRマテリアルの「陰影付けしない」に対応
PBRマテリアルで「その他」ダイアログの「陰影付けしない」に対応しました。
マテリアルごとの片面、両面指定に対応
片面、両面の設定を表面材質単位で設定することができます。「継承」、「片面」、「両面」から選択します。「継承」は従来通りのデフォルト動作。上位パートの表面材質からの継承は行いません。影、間接光では設定が無視され、「片面」の裏側からの光でも影が落ちます。
メジャーツール「絶対座標」表示追加
メジャーツールに「絶対座標」の表示オプションを追加しました。
- 「絶対座標」オン
- 「絶対座標」オフ
レンダリングイメージの等倍表示(HiDPI対応改善)
4K, RetinaなどのHiDPIディスプレイでレンダリングイメージがドットバイドットで表示されるように改善しました。環境設定「ビュー」タブの「レンダリング画像のHDR表示と等倍表示を有効にする」でオン・オフします。(初期値:オン)
UIフォントサイズ追加
環境設定のフォントサイズの選択肢を追加しました。UIのフォントを改善しました。
- システム
- 小
- 中
- 大