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XYZ社さんインタビュー

Shade3D 公式

XYZプリンティングジャパン株式会社 新井原さんインタビュー

3Dプリントの楽しさをひろめる新企画の第3回目で、今回が最終回です。

イラスト、3Dモデルと今まではキャラクターやデータに関してでしたが、今回は3Dプリンターについてお送りします。

XYZプリンティングジャパン株式会社の新井原さんにお話をうかがってきました。

Q:3Dプリンターの種類の違いについて教えて下さい

一般的に購入出来るものとしては大きく2種類に分かれます。まず一つ目は、熱溶解積層方式という、FDMとかFFFと言われる、樹脂を加熱して解けたものを塗り重ねていくような方法のものです。

二つ目は、光硬化樹脂を紫外線に当てて固めていく、光造型方式、いわゆるSLA方式の二つですね。それぞれの主な特徴としては、熱溶解積層方式のものは扱いやすく価格が安い、光造型方式のものは綺麗に出力出来る、という点になります。

Q:3Dプリンターの選び方について教えて下さい

まず作ってみて、出力結果を見てデータを変えていくという、トライアンドエラーで進めていきたい方には熱溶解積層方式がお財布に優しいのでおススメです。XYZプリンティングジャパンの熱溶解積層型の3Dプリンター「ダヴィンチ」シリーズや「ダヴィンチJr.」シリーズで使用するフィラメントは600グラムで約3千円なので、100グラムのものを作っても500円くらいでおさまり、お手軽に出力出来るのもポイントですね。

細かいデザインのデータを作って、その通りに綺麗に出したい!という人には光造型方式をおススメします。その方がデザインしたディテールを微細に表現出来るので、人にあげたいとか、販売したいという人には良いと思います。弊社製品では、「ノーベル 1.0」が光造形方式の3Dプリンターですね。

  

Q:3Dプリンターの扱い方について教えて下さい

3Dプリンターも、他のPC関連製品と同じように、メンテナンスが必要になります。

ノズル周りは毎回掃除をするとベストです。ノズルに付着したフィラメントが固着したり、焦げたりしている状態で出力すると、作品に影響が出てしまうので、付属の金属ブラシで毎回綺麗にしてあげてください。あとは大きく移動させた、車で運んだなどしたときには、プラットフォームと呼ばれる動く台座が水平になっているかチェック(キャリブレーションを確認)した方が良いです。

そうでなくても月に1回度程度、あとはなんとなく出力の様子が変かも?と思ったら即メンテナンスするのが一番良いです。

Q:3Dプリンターの出力の際に注意するポイントを教えて下さい

フィギュアやロボットなどに限らず、立った状態で出力しようとするのが普通ですよね。でも実は逆立ち、さかさまの状態で出力した方がサポート材も少なくて済み、綺麗に出力出来ることもあります!

3Dプリンターでの出力は、モデルの向きとかを変えるとサポート材が少なく、それでいて綺麗に出ることがあります。マヨネーズで立体物を作ろうとしたらどうやったら綺麗に作れるかをイメージすると良いよ、とアドバイスしています。この方法で上手に出力出来るかな?、というところを常に意識しているとよりよい作品になると思います。

Q:XYZプリンティングジャパンの特徴や今後について教えてください

①テレビや雑誌、facebookなど「情報が多い」②入門製品からハイエンド製品まで、「ラインナップが豊富」③販売店やECサイトなど、「さまざまなところで購入出来る」④組み立て不要で「すぐに使える」⑤フィラメントも種類が多く、土曜日もサポートを受け付けているなど、サポートも充実しているので「使い続けやすい」、の5つです!

また、今後はフードプリンターや3Dペンなどの新製品も発売する予定です。さらに、ロボット製品も今後発売する予定ですので、外装を3Dプリンターで出力してオリジナルのロボットにカスタマイズする、なんてことにも挑戦していきます。あと、2月7日のワンフェスに初めて出展しますので、是非お越し下さいね!

Q:3Dプリンターにこれから挑戦する人へ一言

仮想空間から現実空間にもってくる、というところがあるので「思ってたのと違う…」というギャップが起きてしまうこともあります。そこで試行錯誤して、楽しんで作るというのが大切だと思うので、一生懸命悩んで、工夫して、それで皆さん自身が求めるクオリティのものが作れると絶対楽しいです!是非いろんな作品作りに挑戦して欲しいと思います。


インタビューを終えて

マーケティング部の新井原さん、インタビューありがとうございました!

積層型の3Dプリンターはマヨネーズで作品を作るって考えると良い!というコメントがすごく斬新で、でもなるほど!!とすごく勉強になりました。
いつもの発想を捨て、この向きなら出力出来るかも、と試行錯誤していくところも3Dプリンターの醍醐味だと思います。
今回で3Dプリントのたのしさを広める新企画も最終回です。これを機に3Dプリントに関心を持ってくれる人が増えると幸いです。

でも来週なにか大きな発表がある…かもー?!

XYZプリンティングジャパン株式会社の情報はこちらから

2016年2月7日(日)ワンダーフェスティバル 初出展 http://wf.kaiyodo.net/

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