Sunny 3Dの活用法を提案~日本3Dプリンターイベントリポート
2015年3月13日、秋葉原のDMM.make のイベントフロアにて日本3Dプリンター株式会社の"KANTAN Fab"店頭発売開始に伴うイベント「ゆるキャラを作ろう!」が開催され、大盛況のうちに幕を閉じました。 製品バンドルのソフトウェア(Shade 3D およびSunny 3D)を提供する弊社も「SUNNY3Dのご紹介と3Dプリンターでの造形デモ」というタイトルでプレゼンテーションを行わせていただきました。 |
Sunny 3D と UP! のコンビは ゆるキャラつくりに最適
Shade3Dメールマガジンの連載「カスタマイズはいかが?」と「Shadeの使い方」を執筆中の「でった」氏が登壇。Sunny 3Dの操作法を完結にまとめた3枚のシートを元にした説明を行ったあと、参加者が手元のパソコンにインストールされたSunny 3Dを使って、実際に「マイゆるキャラ」作りにチャレンジしました。 資料のダウンロードはこちら(HowToUseSunny3D.pdf)
覚える操作はこれだけ。 |
「でった」(※ほぼ本名) 会場のようす |
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マイゆるきゃらのデザインが終わったら、各テーブルにセットしてある3DプリンターUP!シリーズでプリントしていきます。 みなさんとても個性的なゆるキャラを制作されていました。 Sunny 3Dでつくる作品は、形状のカーブが柔らかいので、ゆるキャラつくりに向いているんですね。 UP! シリーズはとても精度が高く、微妙なカーブもきれいに印刷してくれます。 また、プリント後のサポート材の除去などの後処理もとてもラクなので、ニッパーなどの工具を使う必要がなく安全です。 ※左は"KANTAN Fab P."セットのUP Plus2。右の写真は最新鋭のUP BOX、木の繊維を含んだ特殊なフィラメントも使えます。 どうですか?あなたも"KANTAN Fab P." "KANTAN Fab M." を導入して、ゆるキャラ作者になりませんか。 |
授業にプレゼンに、いろいろ使える Sunny 3D のペイント機能
Sunny 3D が得意なのは、ゆるキャラづくりだけではありません。 OBJ形式のファイル読み込みと、ペイント機能を使えば、もっといろんな便利なことができるのです。 |
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活用例1) 国土地理院などで提供されている地理データを読み込んで、地図のイメージをマップします。ペイント機能でルートを立体的になぞれば、社会科の授業で地形をさまざまな方向から眺めて解説したり、防災のプレゼンテーションなどにも使えます。そのまま読み込めないときは Shade 3D で読み込んで加工したものをインポートすればOKです。 |
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活用例2) 最近は博物館や美術館などで、展示物の3Dデータをダウンロードできるようにしているところがあります。そうしたデータを Sunny 3Dに取り込めば、いろいろな角度から展示物を眺めたり、色を塗りながら解説したりすることができます。 |
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活用例3) Shade 3D上で、球や円柱をつないで分子モデルを作りOBJ形式で Sunny 3Dに受け渡しておけば、分子の構造もぐりぐり回してよくわかります。 正20面体ってどうなってるの? Shade 3Dのプラグイン「正多面体」を使って作った形状を Sunny 3D に読み込み、面の表面にペイント機能で番号を書いていけば、立体図形の構造の理解にも役に立ちますね。 |
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以上、Sunny 3D の意外な活用法をざっと紹介しました。 Sunny 3Dの詳しい情報はこちら ちなみに、Sunny 3D にはクラス一括や学校一括での導入に大変お得な学校向けのライセンスなどもあります。 Sunny 3Dのライセンス販売について |
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