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Shade 3D ver.15.1 アップデータの変更点

Shade3D 公式

Shade 3D ver.15.1 アップデータの変更点

Shade 3D ver.15 シリーズ用 15.1 アップデータ(Windows版および Mac OS X版)での機能追加、仕様変更、不具合修正の概要をお知らせします。
(2015年6月16日公開)


重要な変更

【動作環境の変更について】

[Win]本バージョンから、Windowsでは図面の描画にDirectXを使用するようになりました。

  • デスクトップのショートカットやスタートメニューから「Shade 3D ver.15」を選択して起動すると、DirectX版で起動します。
  • NVIDIA 3D Vision表示はDirectX版ではサポートされません。OpenGL版も同梱されているので、スタートメニューから「Shade 3D ver.15 (OpenGL)」を起動して利用してください。
DirectX 版の動作環境
  • Windows 7/8/8.1
  • 推奨ハードウェア環境
    • Ivy Bridge 以降に搭載の Intel HD Graphics
      • Intel HD Graphics (3rd Gen), Intel HD Graphics 2500
      • Intel HD Graphics 4xxx/5xxx
    • NVIDIA GeForce 400 シリーズ以上
    • AMD Radeon Evergreen世代(HD 5xxx シリーズ)以上
  • 動作可能ハードウェア環境
    • Windows 7 以上のWindowsが動作する環境(ソフトウェアエミュレーションを含む)

新機能および機能強化

【モデリング】
  • 「選択:最短パス選択」を追加。ポリゴンメッシュで、選択されている2つの面、稜線、頂点を最短距離で繋ぐように選択します。
  • 「選択:エラー診断選択 : 近接部分(内側)」を追加。同一ポリゴンメッシュ内で、厚みの薄い部分を選択します。
  • 「選択:エラー診断選択 : 近接部分(外側)」を追加。同一ポリゴンメッシュ内で、外部に向かって、距離が近い部分を選択します(細い溝など)。
  • 「選択:エラー診断選択 : 鋭い稜線」を追加
  • 「選択:エラー診断選択 : 自己交差面」を追加
  • 「選択:エラー診断選択 : 面積の無い面」を追加
  • 「ツール : 編集[メッシュ]  : 面積の無い面の修正」を追加
  • 「ツール : 編集[メッシュ] : 分離/複製 : 選択稜線を分離」を追加
  • 「ツール : 編集[メッシュ] : 法線 : 外側に向ける(連続部分毎)」を追加。同一ポリゴンメッシュにて連続部分毎に外側に向けます。
  • 「ツール : 編集[メッシュ] : 最少厚み確保」を追加。指定の厚さより薄い部分に対して、面の法線の外側にオフセットすることで厚みを確保します。
  • 「ポリゴンメッシュに変換」ダイアログに、「三角形分割」チェックボックスを追加
  • 頂点カラー対応
    • ポリゴンメッシュの面ごとの頂点に色情報を保持できるようになりました。
    • 「ツール:頂点カラー:頂点カラー層の管理」:頂点カラーのレイヤーの追加、複製、削除などの管理をすることができます。
    • 「ツール:頂点カラー:編集」:頂点カラーの作成、編集、確認をすることができます。
    • 「ツール:頂点カラー:焼き付け」:表面材質などを頂点カラーに焼き付けることができます。
  • 「ラッピングメッシュの作成」の大幅な機能改善
    • 内部アルゴリズムを変更し、メモリ使用量、実行速度ともに大幅に改善しました(OpenVDBライブラリを使用)。
    • 曲面部分や斜めになった部分の段差が抑制されて綺麗な表面を生成することができます。
    • メッシュ生成時に適応的に頂点を生成するため、ポリゴン数が極端に増加するのを防ぎます。
【ファイルI/O】
  • FBXエクスポータ/インポータ
    • OpenSubdiv情報の入出力に対応(稜線ごとの「稜線のシャープネス」値)
    • 頂点カラー情報の入出力に対応
    • エクスポータにて、「ジオメトリ」タブで、「スムージンググループ情報を出力」チェックボックスを追加
    • エクスポータにて、DAZ Studioへの出力に最適化するためのチェックボックスを「形式」タブ内に追加
    • インポータにて「マッピングのアルファ透過を自動割り当て」チェックボックスを追加
    • 表面材質のマッピングレイヤ情報のマルチテクスチャに対応(従来は、拡散反射や法線の末尾のテクスチャ1つを採用)
  • OBJエクスポータ/インポータ
    • 頂点カラー情報の入出力に対応
  • 3D Studioエクスポータ
    • マテリアルの画像ファイル形式にPNG形式とJPG形式を追加
【表面材質】
  • マッピングパターンに「頂点カラー」を追加。頂点カラーをレンダリングや図形ウインドウの表示に反映することができます。
  • マッピングタイプに「ライトマップ」を追加。マッピングを光源から受ける直接光、環境光、間接光として設定できます。
  • 「その他」ダイアログボックスに「直接光」スライダを追加。形状が受ける直接光の影響度を調節することができます。
  • 「その他」ダイアログボックスに「間接光」スライダを追加。形状が受ける大域照明の効果の影響度を調節することができます。
  • 表面材質ウインドウの「全削除」ボタンで、ポリゴンメッシュのフェイスグループに割り当てられたマスターサーフェスをすべてクリアするように変更
【全般】
  • 形状情報ウインドウにポリゴンメッシュのUVレイヤーと頂点カラーレイヤーの数の表示を追加
  • ヘルプメニューに「Shade 3D マーケットプレイス」「Shade 3D ユーザーフォーラム」「Shade Developer Network(SDN)」を追加
  • 「システム情報」ダイアログボックスの表示内容変更
    • 「保存」ボタンを追加。テキストファイルとして出力することが出来ます。
    • スクリプト、ウィジェットの情報を追加
    • シリアル番号の表示を追加(部分的に隠された番号が表示されます。)
  • 「環境設定」ダイアログボックスの「ビュー」タブの「アンチエイリアシング」チェックボックスをラジオボタンに変更
    • 無し:従来のチェックボックスオフと同等です。
    • 2x:従来のチェックボックスオンよりもサンプル数の少ないモードです。表示の品質が下がる代わりに、高解像度モニタなどでの描画速度の低下を回避できる場合があります。
    • 4x:従来のチェックボックスオンと同等です。
  • イメージウインドウのレンダリング履歴のリストに「有効」チェックボックスを追加。レンダリング完了、停止時のレンダリング履歴への登録の有効、無効を切り替えることができます。
【PlugIn SDK/スクリプト】
  • xshade.scene().rendering.save()/load() を追加。現在のレンダリング設定のファイル保存、読み込みを行います。
  • xshade.scene().active_shape().append_vertex_color_layer() を追加。頂点カラーレイヤーを追加します。
  • xshade.scene().active_shape().clear_vertex_color_layers() を追加。頂点カラーレイヤーをすべて削除します。
  • xshade.scene().active_shape().remove_vertex_color_layer(layer) を追加。指定番号の頂点カラーレイヤーを削除します。
  • xshade.scene().active_shape().number_of_vertex_color_layers を追加。頂点カラーレイヤーの数を取得します。
  • xshade.scene().active_shape().face(n).get_vertex_color(layer, i) を追加。面の頂点の頂点カラーを取得します。
  • xshade.scene().active_shape().face(n).set_vertex_color(layer, i, color) を追加。面の頂点カラーを設定します。
  • xshade.scene().active_shape().face(n).shading_normals() を追加。スムージングが適用されたポリゴンメッシュの面の頂点の法線を取得します。
  • xshade.scene().active_shape().surface.direct_illumination を追加。表面材質の「その他」の「直接光」の値を取得/設定します。
  • xshade.scene().active_shape().surface.indirect_illumination を追加。表面材質の「その他」の「間接光」の値を取得/設定します。
【コンテンツ】
  • Shade 3D ver.15.1 新機能を使用したサンプルファイルを追加
    • Object/00_New/07_Vertex_Color/
    • Object/00_New/08_FBX_Converter/
    • Object/00_New/09_Lightmap/

不具合修正および改善

【モデリング】
  • ポリゴンメッシュの「厚み」ツールを2回連続で選択すると動作が不安定になる問題の修正
  • 図形ウインドウをシェーディング表示にしているとき、スキン設定された形状があると形状編集が遅くなることがある問題の修正
【レンダリング】
  • ポリゴンメッシュの凹多角形の面が正しくレンダリングされない場合がある問題の修正
  • パストレーシング手法のときに、大域照明パストレーシングとイラディアンスキャッシュを使用すると、細い溝の周辺にノイズが発生する場合がある問題の修正
  • レンダリングを停止した後にカメラの設定を変更しても、レンダリングの再開が変更前のカメラ設定で行われるように変更
  • レンダリングを停止した後に選択形状の変更をしても、レンダリングの再開が変更前の選択状態で行われるように変更
  • 既存のシーンファイルを開いてレンダリング再開をしたときに、停止したレンダリングの経過時間がOSの起動時間よりも長いと、経過時間が非表示になる問題の修正
  • アンチエイリアシングの段階でレンダリングを停止した場合、シーンファイルを保存して開き直すと再開ができない問題の修正
  • マルチパスレンダリングの表面材質IDパスにおいて、同一のマスターサーフェスを割り当てた形状が同一色にならない問題の修正
  • ShadeGridにおいて、「サーバのみでレンダリング」をオンにした場合、複数台のサーバを使用するとイラディアンスキャッシュの結果が不正になることがある問題の修正
【ファイルI/O】
  • FBXエクスポータ
    • 1つのポリゴンメッシュに複数のUV層がある場合、表面材質のマッピングレイヤの指定によりUV層の順番が入れ替わる問題の修正
    • ポリゴンメッシュの限界角度の値がスムーズメッシュのパラメータに影響を与える問題の修正
    • 点光源、スポットライトの明るさが正しく出力されない問題の修正
  • FBXインポータ
    • マテリアルのマッピングレイヤごとのUV層番号の割り当てが反映されない問題の修正
    • マテリアルのマッピングレイヤの適用率が反映されない問題の修正
    • モーションデータを読み込んだ場合に、第一フレームがデフォルトの姿勢になる仕様を変更し、ジオメトリ本来が持つ姿勢を読み込み、これに対してモーション情報を与えるように修正
    • 同一マテリアル名で異なるマテリアル設定の場合に、マスターサーフェスが1つにマージされてしまう問題を修正
    • マテリアルの透明度が強い場合に、拡散反射が白いまま反映される問題の修正
    • 無限遠光源(平行光源)の向きが正しく反映されない問題を修正
  • OBJエクスポータ
    • 「両面化」、「法線(スムージング)」をオンして出力すると、表側の面の法線が不正になる問題の修正
    • フェイスグループに登録された面において、表面材質のマッピング設定のUVやサイズなどの指定が反映されない問題の修正
    • [Win]既存ファイルに上書きをすると不正なmtlファイルが出力される問題の修正
【全般】
  • ポリゴンメッシュ形状のメモリ使用量を軽減
  • 図形ウインドウがテクスチャ表示のときに、球のイメージマップが反映されないことがある問題の修正
  • フェイスグループが設定された形状に対して「ソリッドテクスチャの更新」を実行すると、プログレスダイアログの数値が正しく表示されない問題の修正
  • 環境設定ダイアログボックスの「初期設定」ボタンをクリックすると、「ビュー」タブの「ワークスペース初期値」、「図形メニューを透過表示」が初期設定とは異なる設定になる問題の修正
  • ショートカット設定に、「モデリングライトタイプ 切り替え」を追加
  • [Mac OS X]テンプレートに動画ファイルを使用したときに、動画の表示フレームとシーケンス値が連動しない問題の修正
  • [Mac OS X]レンダリングイメージの印刷をすると、用紙設定で設定された領域よりも余白が大きくなる問題の修正
  • [Win]レンダリングイメージの印刷をすると、レンダリング設定のイメージのサイズと解像度のDPIから換算される大きさよりも若干小さく印刷される問題の修正
  • [Win]ShadeExplorerやWindowsエクスプローラから、画像ファイルを各ウインドウのカラーボックスにドラッグアンドドロップすると、「予期せぬエラー」ダイアログボックスが表示される問題の修正
【プラグイン】
  • レンダリング情報焼き込み、タイムコード焼き込みエフェクタで、レンダリングサイズが小さいとクラッシュすることがある問題の修正
  • [Win]グローエフェクタで、プリセット設定を既存ファイルに上書きすると、不正なファイルが出力される問題の修正
【PlugIn SDK/スクリプト】
  • sxsdk::image_interface::update()で動画ファイルの指定フレームの画像が読み込まれない問題の修正
  • sxsdk::skin_bind_class::set_weight(), sxsdk::skin_class::append_bind() の実行速度を改善
  • [Win]sxsdk::shade_interface::create_text_file_interfaceで既存ファイルを上書き変更すると、変更前のファイル内容が残ったままになる問題の修正
【コンテンツ】
  • Shade 3D Channel のサンプルファイルの追加と修正
    • Object/00_New/06_Shade_3D_Channel/

廃止された機能

  • 環境設定ダイアログボックスの「ビュー」タブの「OpenGL 3.2 Core Profileアクセラレータを使用する」チェックボックスを廃止しました。
    • 本バージョンでは、この設定が常に有効の状態で動作するようになります。
    • この設定が無効のときのみ動作していた「環境マップの表示」がDirectX版、OpenGL版のどちらでも動作するようになりました。
  • この設定が無効のときのみ動作していた「OpenGL拡張」、「GLSL」が廃止されました。
  • 図形ウインドウの「標準」シェーディング表示を廃止しました。

注)はStandard版、はProfessional 版

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