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カリスマアーティストにインタビュー

誰もが圧倒されるゴシック&ロリータのテイストで描かれるその世界観と3DCGの融合、球体関節人形の世界を3DCGで表現するなど3Dの新しい分野を切り開く先駆け的存在の富崎NORI氏。現在も強烈なインパクトを放ちながら、近い将来新しい表現文化の中心的存在になりうる注目アーティストです!貴重な子供時代のお話しも聞いています。


プロフィール

小児喘息持ちだったので季節の変わり目には決まって喘息発作を起こし、その度に学校を1週間ほど休むような子供でした。
小さい頃から大人しく家で絵を描く事が多かったようです。親も心配したのでしょう、体が丈夫になるようにと、剣道もしてました。父親が経営していたお店では、お客さんが、読み終わった少年週間漫画誌(ジャン○、マガジ○、チャンピオ○、サンデ○、プラス他)を置いて行くので、それを父がおみやげに持って帰って来てくれましたから漫画は自然と手に入る環境でした。
お小遣いをもらえるようになると単行本買うようになります。何度も繰り返して読んでいた単行本は、楳図かずお先生の漫画や、古賀新一先生の「エコエコアザラク」、藤子不二雄先生の「魔太郎が来る!!」、松本零士先生の「戦場漫画シリーズ」「銀河鉄道999」手塚治虫先生の「ブラックジャック」。
そのうち漫画を描いたりして友達同士で見せ合ってました。小学生の頃は漫画家になりたかったですね。中学校に入ると、男らしい物を意識するようになって絵を描く事から少し遠ざかってきます。つっぱりが流行ってた時代です。高校の時はヘビメタ、ラップ、ブレイクダンス、MTVとか好きになった頃です。
後半はディスコ(クラブではない時代ですね)通いがとても楽しかったです。高校卒業頃、母校のラクビー部が花園に行く試合を見て青春を感じ、大学ではアメフトに入り青春じゃ~!でしたが、後半は家業が傾き授業とバイトで必死でした。卒業後は地元のパッケージ会社に就職し、そこで印刷の事を覚えました。営業として就職したので、Macでデザインをするような仕事はさせてもらえず悶々。その間スケボー、社会人アメフト、BMXやってましたが満足できず。
それらの合間に落書きイラスト描いたり球体関節人形を知ったり女子のファッションが気になったり。MacとShadeを購入してからは、仕事から帰っては毎日Shadeをいじってました。雑誌に投稿した絵から縁があり、絵の仕事をするようになりました。

CGを始めたきっかけを教えてください

Macの雑誌で「○○を作ろう!」みたいな特集読んで、体に電気が走りました。
「何でもできる!」と思えたのです。
勘違い含みますよ。
ジュラシックパークとかアンツとかバグズライフとか見て、3DCGならハリウッドと互角に戦えると思いました。
これも勘違い含みます。
3DCGなら想像上のキャラクターを使うので人種も国境も超えた映画が作れると思ったからです。
Macを買う時、3DCGができるスペックを店員さんに相談したものの予算が少ないため、安いpower macシリーズの6300/120 で、メモリ64MBにして購入。
当初はクラリスワークスで絵を描いたりして慰めていました。
タイミングよくShadeが安くなってきて、Shade personalを買う事ができました。
パソコンのスペックは比較にならないのですが、それでもよく動いてました。
それから3Dの魔力に取り付かれてしまいました。

CG・創作についての想いを語ってください

創作するということは表現方法の一種だと思っているのですが、人が眉をひそめるような私の中の嗜好や屈折した考えなどもふくめて公にさらして表現しているのかもしれません。
私に限らず、何かを表現している方は少なからずそうではないかと。
それは直接的だったり、間接的だったりと人によって違うと思います。
今は表現手段として3DCGはとても気に入ってます。
ただ、その3DCGの理論に縛られて自由な発想を忘れてしまうこともしばしばあるので注意が必要です。
実際私たちが見ている景色は何を基準に正解とするのか…難しい気がします。目で見たものが正しいのか、カメラのレンズを通したものが正しいのか。
写真もレンズや撮り方によって様々変わります。
現実だけを捉えようとしてるのか、目で見たイメージに近づけようとしているのか。そこには絶対的に正しいものは無い様な気がします。
自分の目と感性を信じながら、作り続けることができればいいなと思います。

Shade カリスマアーティスト作品集 富崎NORI 1月20日(金)発売です。

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