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カリスマアーティストにインタビュー

独創的な世界観、絵作り、デザイン、そしてストーリーとその多岐にわたる才能はあふれるばかりです。アートとエンターテイメントの要素を併せ持つ新しい表現の世界を追求する、注目を集める新鋭絵本作家Shaman氏のインタビューです!
プロフィール

Labyrinthなどの80年代ファンタジー系映画、宝島や指輪物語、そして不思議の国のアリスやピーターパンなどかなり偏ったものばかり見て育ち、お絵描きくらいしか取り柄がないというにいちゃんです。
もちろん描くものもファンタジー系なんですが、夢と魔法の世界を素直に描けるほど理想主義でもないので、どちらかというと人間の力が及ばない異境のような、かなり厳しめの世界を描くことを好んでいます。
3DCGを始めたきっかけ

3DCGを始めたのは5年ほど前のことになります。当初は2DCGに使用するためのメカ、建築物などの背景を制作しようというのが目的でした。
しかし自分の画力では2Dと3Dの間を埋めることなど不可能で、結局背景としての利用は諦めることになるのですが、ラジオシティを使用してレンダリングした建物に別の魅力を感じて2DCGとは別にちょこちょこと制作を続けていました。
現在メインとなっている人物を作り始めたのはわりと最近で、まだ1年半くらいです。というわけでまだまだしょぼい部分も多々あります。
創作について

2Dと3Dというのは異なる技術を必要とするまったく別の作業のように思われる方も多いと思いますが、自分はあくまで2Dの延長として3Dをやっています。そんな私ですので、フォトリアルというやつには実はあんまり興味がありません。
材質の設定を決めるときにも「現実に基づいたリアルな設定」ではなく「絵として面白い設定」が優先です。
水の屈折率は1.33とか決めてかかって水に浸した脚が短く不格好に見えてしまっては、これがリアルなのだと説明されても知識のない人間には不格好にしか見えません。
そんな美しくない現実を美しく見えるように、しかも楽に変えられるというのが3DCGの強みであり、これは絵画などでも当然のように行われてきたことです。
身体に変な影を落とすでっぱり、へこみがあったらモデリングで無くしてしまえます。
シーンが暗ければ、現実にはあり得ない場所から照らすことも可能です。
3DCGというとどうしても難しい印象があり、実際に作っている本人も難しく考え過ぎている場合が多々ありますが、実際やっていることはお絵描きです。
特にShadeは物の輪郭をベジェ曲線で作っていける自由曲面という機能のために、浮世絵などに代表される「物をエッジで捉える」文化を持った日本人には最適であると言えるかもしれません。
まぁとにかく落書き感覚で自由に、楽しんでやるのがいちばんだと思っています。
ShamanさんのWebサイト「Book of Rest」はこちら
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