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カリスマアーティストにインタビュー

3DCGでありながらも「美しい造形」の域を超え、現実を凌駕するほどに艶やかでみずみずしい女性的な魅力を再現し、高い評価を得ているIne inc.氏の素顔にせまりました。

Ine inc.ってどんな人?

  • 数十年ぶりの大雪の日、九州のとある町に生を受ける。
  • 幼少期、絵は好きだったようで、家中の壁に落書きしまくる。
  • 自宅から徒歩3分の小学校に入学。しかし始業のチャイムが鳴ってからダッシュで登校してたので遅刻ばかり・・・。野球部とサッカー部に所属。
  • 自宅から徒歩5分の中学校に入学。サッカー部を半年で辞めて卓球部に所属。
  •  美術の授業の時、銅版画でM4シャーマンを超精密に彫って先生にあきれられる。
  • 自宅から徒歩8分の高校に入学。地理の授業中、先生に落書きを褒められる。
     (たしかメーテルを描いてたような記憶が・・・)
  • 某大学に入学し、なんとなくイラスト研究会に入部。年3回展覧会があり、記念すべき第1作はMS-06ザクの絵・・・不評。これ以降ガンダムの絵は描かなくなる。修行を兼ねてA・ルーミス著の「やさしい人物画」を購入。練習のためスケッチブックに某アイドルを鉛筆で描く・・・過去最高の出来。
    パネル貼りして2回目の展覧会に出品、1時間でSOLD OUT。これ以降、女性の絵ばかり描くようになる。
  • その後、デザインの勉強したり、セツ・モードセミナーで絵を学んだりして現在に至ります。

CGを始めたきっかけを教えてください

昔々、シャープのX68000というパソコンを持ってまして、TV画像をキャプチャして加工したり、2Dのお絵描きをしたりして遊んでました。(クロック周波数10MHz、メモリ2MB、5inchフロッピーディスク、HDなし・・・orz)
その後、仕事の関係でMacを購入(PowerMac 7600/200)します。雑誌の付録でShadeの体験版とサンプルデータが付いてて、そのクオリティに驚きiShadeを購入したのが3DCGを始めるきっかけになります。最初は壺しか作れませんでしたが・・・。
ある日、AGOSTOアート&デザインという雑誌で、くつぎけんいち氏の「テライユキ」Making記事に出会い衝撃を受けます。
「カクカクしてない・・・!」
「パソコンでもここまで出来るのか・・・!」
「なんか楽しそう・・・!」
しばらくして、Shadeの自由曲面地球儀型で初代キャラ「Hal」にとりかかります。最初は試行錯誤の連続で何度も中断、完成までに1年ほどかかりましたが、HPを開設して発表。多くの方から反響をいただきました(現在はGalleryからはずしてます)。
その後、Shadeビュンビュンテクニックという雑誌で、沖孝智氏の「FeiFei」Making記事を読み、またまた衝撃を受けます。
「鼻のあたまがブツブツしててなんかリアル・・・!」
「実際にいそう・・・!」
「体型がセクシー・・・!」

かなり影響を受けて、自由曲面FeiFei型で2代目キャラ「Mirai」を制作。無謀にも「CGアイドルコンテスト4」に挑戦します。激戦の末、おかげさまで3位入賞。いい経験になりました。
その後、ポリゴン(サブデビ)に移行して「Saki」、「Rio」と続いていきます。

CGについての想いを語ってください。

現在、グラフィックデザイナーとして勤務する傍ら、Ine inc.としてCG制作活動をしてます。いつの間にか3DCG歴も長くなり、技術的にも多少は上達してきて、徐々にフォトリアルな方向へと向かいつつありますが、まるで写真みたいなCGを目指してるわけではないんです。ひとつのビジュアルとして、あるいはキャラクターとして、魅力的かどうかが重要だと思ってます。
また、CGで人物なんて作っても、絶対に実物にはかなわないんだから無駄じゃないの?という意見をたまに聞きます。その通りかもしれません。
でも、実物以上に魅力的な写真や絵画というのは確実に存在するわけだし、CGだから無理だとは思いたくないですね。少なくとも挑戦は続けたいです・・・。
先日、「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画を見たんですが、CGやミニチュアを使った素材と実写を合成して「昭和30年代の東京」を見事に再現してましたね~。
まあ、「昭和30年代の東京」は実際には見たことないんですが、たぶんこうだったんだろうなと想像させるには十分なクオリティの、とても魅力的な映像でした。
今後、映像にCGを使うことは、ますます当たり前のことになっていくと思いますが、いかにCGを使ってることを感じさせないかが重要になるのかなと思いました。
(逆に、わざとCGを使ってることを強調して、実際にはあり得ないことをやっちゃうというのもアリですが・・・。)
最近、すっかりCG以外の絵は描かなくなってしまいましたが、絵画を見るのは好きですね。
マティスとロートレック、日本画だと東山魁夷に惹かれます。たまに美術館に行くと、いろいろインスパイアされることが多いです。
これからもソフトやハードは進化を続けるので、技術的に吸収しないといけない事はたくさんありますが、楽しむことを忘れずに制作を続けていきたいですね。

Ine inc.氏のWebサイト「COOL eyes」はこちら

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